ここ最近、問い合わせが増えているので少しだけ、債権譲渡登記、動産譲渡登記についてふれておこうかと。
以前は、金融機関等が比較的高額の融資をする場合、担保にとるものといえば不動産くらいでした。
不動産には「登記簿」というものがあって、その登記簿を見ると、不動産の場所だとか、広さだとか、持ち主は誰だとか、その不動産に誰がどういう権利を持っているとか、そういうことが誰でも見られるようになっているのです。
例えば、銀行等の金融機関は、お金を貸して、それに利息を付けて返してもらうことによって商売をしています(聞こえが悪かったらごめんなさい(´;ω;`)>銀行のみなさま)。
しかし、未来のことは誰にもわかりませんから、貸したお金が返してもらえないというような事態も起こることがあります。
「あぁ・・・ツイてなかったね・・・」
では済むわけがないので、金融機関としては、万が一お金を貸した相手がお金を返せなくなってしまったときでも、できるだけ損失を抑えられるような工夫をしておかねばなりません。
そんなときは、
「抵当権」
抵当権(ていとうけん)というのは、「お金を返してもらえない時に不動産を売ることができる権利」です。
抵当権を不動産に設定しておけば、金融機関としては、お金を返してもらえなかったとしても、裁判所を通して不動産を売って、その代金から返済を受けることができるというわけです。
住宅ローンの融資の時に、ほとんどの場合は、この抵当権が設定されてますねー。
が、しかし、
動産には登記簿がありませんでした。
(なんか長くなりそうな気がしてきた・・・。それに疲れてきた・・・。)
今は、債権(誰かからお金を支払ってもらえる権利)や、動産(自動車とか機械とか)を担保に取って、それを登記する制度があります。(←すごく説明を省略した。)
ここ十勝は、日本国内では日照時間が長い方らしく(そういわれてみれば、冬はなんかほとんどずっと晴れてる。寒いけど。)、太陽光発電に適しているらしいのです。
そんな関係から、今年はすごく「太陽光」とか「メガソーラー」とかいう言葉をよく聞きます。
で、金融機関さんたちは、太陽光発電事業に融資をして、太陽光発電の設備(←動産)を担保に取りたい、ということになるわけですね。
でも、不動産登記とは勝手が違うからか、あんまり動産譲渡とか債権譲渡をやってる先生がいないみたいなんですよね。
で、どこから聞きつけたか、うちに連絡が来るわけです。
金融機関「先生、動産譲渡やってるって聞いたんですけど・・・」
こっちとしては、すごく神経を使う手続きなので(←なんで神経を使うかっていう説明は省略( ー`дー´)キリッ)、
久保「やってますけどめんどk・・・・げふげふ・・・・。え、えぇ。やってますよ。」
ってなります。
(疲れてきたので、続きはWEBで。)
ここがWEBやで!Σ( ̄ロ ̄lll)